写楽の自転車ダイエット

第七章 エピローグ 挫折しそうな人へ

この「写楽の自転車ダイエット」に私の体験記をまとめてきましたが、私の場合の「体重減」は“手段”でなければ“目的”でもありません。では何なのか、それは“条件”です。

もともと痩せるために自転車遊びを始めたわけではなく、二十数年振りに再開した自転車遊びという趣味において、はるか昔に楽しんでいたようなサイクリングをするためには、体力不足、脚力不足という前に「体重減」が絶対条件であることを思い知らされたのです。平地はともかく、ちょっとした坂すら上れないようではサイクリングを楽しむどころか苦しいだけとなります。

「いろんなところを楽しんで走りたい」と思い続けて走り回れば、体力アップ、脚力アップ、脂肪量ダウンは3点セットで進みます。そのことで「いろんなところ」の幅が広がっていきます。

「体重減」を目的として「自転車で走り回る」を手段とした場合、どのようにしてモチベーションを維持できるのでしょうか。「何キロ痩せる」が目標ならば、手段が自転車である必要はないと思うのです。数値目標とはいえ、単なる願望の域は出ず、達成できなくても特に困らないとなれば、ムリに続ける意義を見出せずに中途半端なところで妥協してしまうのがオチです。

では「ここを走ってみたい」という願望を抱いた場合はどうでしょうか。「別に走れなくてもいいや」という人は置いといて、「走りたい」と思う人ならば、やはり走るための条件をクリアさせる必要があります。

私の場合は、次々と「ここを走ってみたい」と思う場所を見つけることで、結果的には「体力アップ、脚力アップ、脂肪量ダウン」になったといえます。

「自転車ダイエット」に取り組んでいて挫折しそうな人は、何のための「体重減」なのかを改めて考えてみるといいかもしれません。単に体重を減らしたいだけなら「自転車」である必要はありませんよ。


写楽の自転車ダイエットのトップページに戻る